The Beatlesのベスト盤として有名な、｢赤盤｣(1962〜1966)と｢青盤｣(1967〜1970)。
　ジャケットにはいずれもEMI　HOUSEの中の同じアングルで撮影された、デビュー当初と解散間近の4人の姿を捉えた写真が使用されています。
　僅か8年の活動の中で、彼らがどのように変貌して行ったのか？…ということを、この2枚の写真は如実に物語っています。
　このように、同じ場所で時を隔てて同じアングルを撮影する写真の撮り方を、｢定点撮影｣といいます。
　決して写真のキャリアが長い僕ではない…のですが、このような撮影方法で写した写真から少しずつ紹介して行きたいと思います。