前回に続き､今度は阪急グランドビルから大阪駅南口側を見下ろしたショットで比較しましょう。
こちらも､かつての梅田貨物駅南敷地が｢西梅田地区再開発｣(Osaka Garden City)の舞台となり､大きく様変わりしました。
この当時､手前側の第一生命ビル(阪神百貨店の筋向い)は既に改築され､その奥の大阪ヒルトンホテルもオープンしています。
しかし､西梅田地区の再開発は始まったばかり。四つ橋筋との交差点には1954年竣工の新阪神ビルが健在でした。
(この新阪神ビルの場所が､1939年の地下駅竣工まで使用されていた旧阪神梅田駅でした)
ザ・リッツ･カールトン大阪やハービスプラザなどが入居する｢ハービスOSAKA｣は、1997年にオープン。西梅田地区の新しい核となりました。
その一方で､新阪神ビル・西阪神ビルなどの古いビルは解体され､地下を走っていた阪神電車のトンネルも改築の上移設。現在はこの地区の再開発が進められています。