1982年11月改正時に座席車が14系化された後も、寝台車は改造工事の関連からしばらく10系のまま使用され、1983年4月〜1983年7月に掛けて順次置換えが進められました。
　その間、以下の写真のような｢新旧混結｣のシーンが見られました。

札幌駅に進入する旧型・14系混結の｢まりも4号｣　　　　札幌駅3番線　　June-25,1983.

　14系置換当初は｢急行｣の文字だけだった｢ニセコ｣｢すずらん(臨時)｣に対し、この時の置換では当初からイラスト入りのマークが準備されていました。
　｢まりも｣のデザインは多少アレンジされているものの、現在もあまり変わらないイメージで使用されていますね。

｢まりも｣のイラストマークを掲げたスハフ14　　　札幌駅3番線　　June-25,1983.

　もちろん、｢利尻｣｢大雪｣にもイラスト入りマークが準備されました。｢まりも｣｢利尻｣は特急化後もおなじみですので、特急置換後は見られなくなった｢大雪｣のマークをUpしておきましょう。

14系座席車投入後の｢大雪6号｣　座席車は旧型時代より減車され、3両となった　　　札幌駅2番線　　June-17,1983.