生来寝坊で(?)なかなか足の向かなかった、早朝札幌着のシーンですが、旧型車の置換直前に何度か撮影に行っています。10月を過ぎると早朝はさすがに暗く、トマリの写真ばかりですけれど…。
　夜に見る艶やかさとは異なり、いかにもくたびれたような｢年季｣が入った雰囲気が感じられました。

札幌駅に到着した上り｢利尻｣　スハフ44はデッキ側が最後部　　　札幌駅3番線　　Oct-30,1982.

　他の10系寝台車と異なり、オハネフ12形の妻面はリブ入りの外板が特徴的でした。こうして見ると、なかなか武骨な印象かも。

オハネフ12を最後尾とした｢まりも4号｣　　　札幌駅3番線　　Oct-30,1982.

　屋上にズラリと並んだユニットクーラ(AU14)も、10系B寝台車のチャームポイントでした。車体高が高いため、突起部分がかなり薄めに造られていることが判ります。

跨線橋から見下ろしたB寝台車の天井　ユニットクーラの列が印象的だった　　　札幌駅3番線　　Nov-13,1982.