反対側のホームから眺める夜行急行のサイドビューは、どこかしら｢非日常｣へ我々を誘うような空気感を漂わせていました。
　当時の札幌駅のホームは結構暗く、これらの写真は1/15秒程度のシャッタースピードで、三脚を立てずにセルフタイマーで撮影しています。(じっとしているのが、なかなか大変でした…^^ヾ)

対向ホームからの寝台車のサイドビュー　B寝台はこちらが通路側　　　札幌駅5番線　　June-24,1983.

　普通車には、43系の北海道向けバージョンのスハ45・スハフ44が主に使用されており、10系寝台車とは好対照の重厚さをかもし出していました。
　手前に映っているスハフ44 2は後に｢C62ニセコ号｣用のカフェカー(スハシ44　1)に改造され、1996年に一旦除籍後、1999年に復籍。現在も、｢SL冬の湿原号｣等に使用されています。

どっしりとした印象の座席車　｢まりも3号｣の普通車は2両のみ　　札幌駅5番線　　June-24,1983.