ロンドン近郊輸送のバラエティ(2)

Southwest Rail

　ロンドンの南西部をメインとしたオペレーターで、Waterloo駅等へ乗り入れています。
　サードレール集電(直流750v)の旧型に属する車両が中心となっているようで、乗った感じでは車両の手入れもあまり良い感じではありませんでした。

Richmond駅に進入する423系電車　コンパートメント式の客室ごとに独立した外開き戸が取り付けられている　　　Sept-19,2002.

Richmondから乗車した422系電車　こちらは開放式の2扉セミクロスシート車　　Sept-19,2002.

Heathlow Express

　Paddington駅とHeathlow Airportの間を15分間隔で結んでいる空港連絡列車です。1998年に運行を開始し、当初はモノクラスの3両編成でしたが、現在は2クラス(First/Express)の4両編成となっています。
　Heathlow Airportへは地下鉄のPiccadilly Lineも乗り入れており、こちらの方が利用者が多いようです。Heathlow Expressの運賃が割高なこと(地下鉄が空港まで片道3ポンド…約600円…なのに対し、Express Classは片道11ポンド70ペンス…約2,350円)や、ロンドン市内で有効なTravel Cardでは乗車出来ないことも、背景にあるのでしょうか?　

Paddington駅に停車中のHeathlow Express 　332系電車の4両編成 　　Sept-20,2002.　　

　この編成は“The Royalbank Of Scotland”のPR塗装となっています。オリジナルは車体がシルバー、側面の窓周りがブラックです。