主にロンドン市内と郊外を結ぶ足として、旧BRの各線でも「通勤電車」タイプの車両が運行されています。
とはいえ、クロスシートの車両が多く、日本で言えば｢近郊型｣のカテゴリーに入る車両が多いように思います。
そんな中から、僕が目にすることの出来た車両を紹介しましょう。
ロンドンの金融の中心地・Bankにほど近いMooregate駅に乗り入れています。
ロンドン市内の地下区間は架線集電(交流25kv)ですが、郊外に出るとサードレール集電(直流750v)に切り替わるそうで、車両にはパンタとシューの双方が取り付けられていました。ちなみに、Mooregate付近ではロンドン地下鉄のCircle
Lineと並行して路線が敷設されており、地下鉄の方はサードレール集電となっています。
ロンドンの北部・西部地区をメインとしているオペレーターで、Euston・Padiingtonといった大ターミナルでも目にすることが出来ます。
この会社で使用されている電車も交流・直流のデュアル仕様となっている車両があり、ターミナル付近では架線集電、郊外の地下鉄との共用区間(地下鉄側が乗り入れ)ではサードレール式で運行されていました。
