２００３年１月１９日 天気雪
この日札幌の朝の気温がマイナス３度。外を見ると朝から雪。新年第１回目の例会なので、今回も朝８時半過ぎに自宅を出発しました。
今回の集合場所は、昨年１２月の忘年会ウォークのときと同じ北１条西５丁目地下道。地下鉄大通駅（ＪＲ札幌駅から地下鉄南北線または東豊線で一駅）から徒歩５分で、朝７時から夜１０時半まで開放されている地下スペースです。ちなみに地下２階には有料駐車場があります。
集合場所に到着すると、雪にもかかわらず参加者が集まっていました。「雪の日でもウォーキング」という言葉がふさわしい光景でした。この日の参加者は１２月の時と同じく百数十名（１５０人程？）でした。
先日札幌歩こう会事務所に挨拶をしてきましたが、この時理事長さんにお会いできなかったので、今回はまず理事長さんに挨拶をし、今回から「ウォーキング公認指導員」の腕章を付けて歩く旨、言い換えれば指導員として歩くことを告げました。今回から、指導員見習い復活です。
９時半過ぎに出発式が行われ、理事長の挨拶、コース説明があり、ストレッチ体操を行ってから団体で出発しました。この日は１０Ｋｍと５Ｋｍの２種類のコースがありましたが、参加者の大半が１０Ｋｍコースの参加でした。
コース：北１条西５丁目地下道−厚生年金会館−知事公舎−西本願寺−円山地区−北海道神宮−郵便貯金会館−札幌医科大学−中央区役所−南３条交番−大通公園−北１条西５丁目地下道
スタートして、地上に出ると雪。小降りになることなくしんしんと降っていました。
雪の日のウォーキングは当然初めて。前を見ると雪の粒が入ってくるため、ほとんど下を向きながらの歩きです。団体歩行なので、前の人が止まれば信号で止まったという証拠。下を向いている理由としては、道が雪道であるためで、所々ツルツルになっていれば、転ばないように歩く必要があります。従って、歩き方は「すごく慎重な歩幅」。北海道での冬のウォークは、ワタシにとって時速５Km以下です。
雪の日で前を見るのがやっとの状況なので、周りの光景はほとんど見ることが出来ませんでした。見ることが出来たのは厚生年金会館、知事公舎を曲がったこと、円山地区の閑静な住宅街。円山地区では少々道が狭かったため、車が行き交うたびに指導員としての指示を出しました。
こんな状況で、スタートから１時間ほどで北海道神宮へ。雪の日ながら参拝客がちらほら。ここで１０分ほど休憩兼お参りです。トイレ休憩もここでやっと取れる状態。参拝前に手洗いするのですが、水が冷たくてひしゃくで水を１回かけただけで震え上がってしまいました。当然飲む水も冷たくて一気に飲めません。
境内は並んですぐにお参りできる状態。北海道の初詣は寒いせいか、本州の社寺と比べてすぐお参りできるのが嬉しいかもしれません？？
休憩が終わると、スタート地点まで戻ります。北海道神宮に到着する直前で雪が小止みになったものの、戻る途中でまた激しく降り始めました。北海道の雪は手ではらうことが出来るので、傘をささなくても歩けます。しかしながら、雪の降る中３〜４Ｋｍを歩くとコートやマフラーが濡れてきます。雪の中のウォーキングは雨の日と同様に、傘やポンチョを着て歩いたほうが無難かもしれません。
中央区役所を通過し、南３条交番を左折するとまもなくゴールです。ゴール寸前で大通り公園の１部を右手に見ることが出来ました。２月５日からの札幌雪祭りに向けて、雪の中雪像を作っておりました。雪像作成のBＧＭに松たか子の曲を流していたようです？？
約３Km雪の中を歩いたので、身体から着ているものまですっかり冷え切ってしまいました。北１条西５丁目地下道入り口が見えると、参加者はみなほっとした状態で急ぎ足で地下道の中に入って行きました。この日のゴールは１１時５０分でした。
個人的な感想
初めて（？）雪の日に歩きましたが、たとえ１０Kmでも、もう少し休憩を入れたほうがいいと思いました。特に雪道は乾いている道路より神経を使って歩くので（中には慣れた足取りの人も多いようですが？？)、もう少し余裕を持って歩けるように配慮をして欲しいと感じました。今回から「指導員」として誘導や指示を出しましたが、車や歩行者が通る道では迷惑にならない歩きを考えて欲しいです。
また、札幌歩こう会の例会は大半が「団体歩行」であり、ゴールしてもすぐに帰ってしまう人が多いようです。ですから「例会」であっても午後早くに例会自体終わってしまうようで、「歩くだけ」の参加者が多いようです。寒い時期での歩きはこのような方法になってしまいそうですが、コースを地図で見ながら、周りの景色を見る余裕があれば、真冬のウォークでも是非歩きに取り入れて欲しいです。
来月は「寒中ウォーク」の予定ですが、雪と寒すぎる気温だけは避けて欲しいのですが・・。